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会社ブログ この時期注意!『シロアリ被害の予防法』

2023年05月23日更新

こんにちは!
岐阜市・関市・大垣市のリノベーション&全面リフォーム専門店 森住建リノベLABOの久野です。

この時期になると多くのお客様から問い合わせをいただく内容が『シロアリ』についてです。
毎年4月~5月になるとシロアリ被害による工事依頼を多くいただいております。
今回はこのシロアリについての知識と予防方法について皆様にお伝えしていきます!

『シロアリ』ってどんな生き物?

シロアリはいろいろなものを食べる雑食性の昆虫で日本国内に22種います。
そのなかで家に被害を及ぼすシロアリは5種類いますが、その8~9割は『ヤマトシロアリ』というシロアリです。
今回はこの『ヤマトシロアリ』にスポットを当ててお伝えさせていただきます。

このヤマトシロアリは湿った木材を好んで食べ、家の中でも特に床下を中心に食べ進みます。
食欲は旺盛ではないため被害はゆっくりと進み、気が付きにくいのも特徴です。
毎年4月~5月に羽アリとなって屋外へ飛び立つため、この時期に大量の羽アリを見かけたらこの『ヤマトシロアリ』の被害があると思って注意しましょう。

ヤマトシロアリは1種類ではない!

ヤマトシロアリは4つの種類に分かれていて、役割分担をして巣の中で生息しています。

①働きアリ・・巣の中の95%を占めるアリで餌を集めたり、巣を作る役割のアリです。
②兵隊アリ・・巣の中で2~3%で主に外敵から身を守る役割を担っています。
③羽アリ・・4月~5月の時期に巣の中の2~3%がこの羽アリとなって飛び立ちます。
④女王アリ・・巣の中にこもっているので見る機会は非常に少なく卵を産む役割を持っているアリ。

ここで驚きなのがシロアリの数です。
ヤマトシロアリは、一つの巣の中に数万匹で生活しています。
その中で羽アリとして出てくるのは2~3%。
といっても数万匹の中の2~3%。
実にすごい数のシロアリが飛び立ちます。

シロアリについての間違った知識

皆さんがこの時期に見かけるシロアリは、羽の生えたシロアリ。
この羽の生えたシロアリは4~5月に出てくるので、春先がシロアリが出る時期と思われている方がほとんどです。
しかし、先ほどもお伝えさせていただいた通り羽アリになるのは巣の中のシロアリ全体の2~3%だけです。
羽アリが飛び立った後でも、実は残りの97%~98%のヤマトシロアリはこれまで通り家の木材を食べ続けています。

また、特定の巣を持っていなくて、自分たちが食べている木材の中を巣にして生活しています。
その周りの木材を食べ終わると、新たな木材を探して引っ越しを繰り返しながら移動していきます。
お隣や近所でシロアリが出ても、自分の家の床下にしっかりとシロアリの防蟻工事をしていればシロアリが移ってしまう心配もありません。

ここからが本題です!

シロアリの侵入経路を知る!

予防方法を知る前に、まずはシロアリがどこから家に侵入してくるのか?を正しく理解しましょう。
侵入経路は大きく分けて2つあります。

【侵入経路1】地面から入ってくる
・床下の残材や床下に埋まっている株や根で繁殖したシロアリが蟻道と呼ばれる土のトンネルのような道を作り、コンクリートや束石をつたって建物の中に入ってきます。
・庭などの地面で繁殖したシロアリも、地中に蟻道を形成しながら基礎コンクリートの下をくぐって床下に侵入してきます。

【侵入経路2】羽アリによる侵入
・新しい巣を作るために4~5月になるとシロアリが羽をつけて飛び、移動しながら家の中に侵入します。
・羽アリは光に集まる習性があるため、夜間明るい部屋の窓の隙間や網戸・基礎の換気口から侵入してきます。

シロアリ被害の予防のポイントは?

一度シロアリが発生してしまうと、建築屋さんや防蟻業者さんに工事・駆除を依頼しないと被害を止めることが難しくなってしまいます。
だからこそ『事前対応』が最も大事です!
※事前対応=シロアリを寄せ付けない環境にする事。

【事前対応1】家の周りに余計な木材は置かない

シロアリは木材が大好物です。
できる限り家の周りに木材を置かずシロアリ発生のリスクを下げましょう。

【事前対応2】植木鉢などの地面(土)に触れるものを極力置かない

シロアリは地中から這い上がってくるので、植木鉢や木製のフェンス・ウッドデッキなどに注意しましょう。
どうしても設置したい場合は、木材の防腐・防蟻処理をきちんとしておくことをおすすめします!

【事前対応3】基礎の換気口をふさがない

換気口の前に何かを置いて塞いでしまうと、床下に空気が流れなくなり湿気がたまりやすくなってしまいます。
シロアリは湿気が大好きなので、床下を乾燥させておくことが重要です。

【事前対応4】雨漏れや水漏れがないかの確認

シロアリは湿気が大好き。
雨漏れや水漏れがあると、土台や柱・屋根の木材が濡れてシロアリが好む環境になってしまいます。

まとめ

シロアリ被害を受けないために大切なことは

①シロアリに関しての正しい知識を身につけること
②シロアリが来ないように『事前対応』すること

上記の2点が大切です。
また、少しでもシロアリの心配があれば築屋さんや防蟻業者さんに床下調査の依頼をするといいでしょう。
早期に見つけて、少しでも被害拡大を抑えましょうね!
弊社でもシロアリの調査をしておりますのでお気軽にお問合せ下さい。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。


岐阜市・関市・大垣市のリノベーション専門店「リノベLABO」。
“100人いたら100通りの幸せが育つ家づくり”をコンセプトに、耐震×断熱×収納2倍のリノベーションを手掛けています。
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